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松本靴工房~後編~ [SHOPリポート]

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小さな靴屋さんの、世界に誇る技術。

さて後編です。

松本靴工房のご主人に吊り込みを実演していただいたのでそれを見てみましょう。

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木型に馴染みやすいように革を一日水に浸ける。

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水に浸した革を木型に被せ、

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木型に合わせぐいぐい伸ばしながら

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小さな山を作りながら釘で止めていきます。

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革に水をつけ、アイロンをかけるように熱したコテをあてる。
革の縮みを利用して山の部分を木型に密着させていく。

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複雑に丸みを帯びた踵部分は最も難しく高度な技術が必要。

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また釘を外しては、

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革を伸ばし、

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コテで革を木型に密着させていくという地道な作業を繰り返す。

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数時間かけてやっと吊り込み終了。

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一枚革による継ぎ目のない「美尻」が見事に完成。


二次元の一枚革をパターンではなく

吊り込み技術だけで三次元に立体成形していく過程は、まさしく職人芸。

驚いたのは、

ご主人はこの吊り込み技術を以前から持っていたわけではなく、

ZinRyuさんのオーダーで初めてトライしたということ。

しかも誰かの真似や何かの資料を参考にしたわけではなく、

これまでの知識と経験を総動員して編み出したという点。

「他の人はどうやってっか知らないけど、

俺はこのやり方だと思うんだよね」。

美しく高度な技術が詰まったMade in Japanの靴は、

こうして街の小さな靴屋さんから生まれたのでした。

●ZinRyuさんのBlogはこちら(←Click)
●松本靴工房さんのWebサイトはこちら(←Click)

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2010-12-05 00:00  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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コメント 2

matsuyakko

釣り込まれた後のラストに密着した革の姿がセクシーです。流石、職人仕事ですね。こういう過程を知れば知るほど、底をリペアしても大事に一生物として履き続けたいと思いますね。
by matsuyakko (2010-12-06 15:01) 

M

matsuyakkoさん、こんにちわ。
>流石、職人仕事ですね。
松本さんは「職人は何でも言われた通り作るのが仕事。断ったりしてたら、こういう難しくて面白い仕事が来なくなっちゃうもの」と嬉しそうに語ってました。64歳にして挑戦者です。
by M (2010-12-06 19:23) 

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